こんにちは。水野さやかです。
久々の更新。
人間の価値についてのお話です。
今の社会は、お金を稼ぐ力があることとか、持っている資産とか権力で人の価値を図る傾向があるので
高齢になっていろいろなものを失ってゆくと心が寂しくなる。
自分のことを役立たずとか無駄飯食らいと卑下するようになる人もいる。
昨今の、高齢者の暴力事件は、こういう劣等感の裏返しに違いない。
でも、よく考えてみたら、そんなのは思い込み。
人には、未来を思う想像力や人を思いやるやさしさがある。
人の心の痛みを自分の事のように思う感受性とか、大切な、人間性というもの。
そういうところが、世の中の価値観から抜け落ちていて、優しさ=弱さ
みたいに捉えられてしまうのが、やるせない。
弱いモノがいるから強いモノの強さが際立つ。
闇があるから光もある。
実はどっちも大切。
お金になる、力がある、ということにばかり価値を見出していると、心が殺伐としてくるんじゃあないかしらん。
力で圧倒すれば勝ち!みたいなのがまかり通るようになったらルールもへったくれもないでしょうし。
これについてはもっと考えてみたいと思います。